小児歯科・小児矯正

子どもたちの笑顔を
守る、未来を創る

小児歯科・小児矯正

歯並びや顎の成長は、子どもたちの健康と未来に大きな影響を与えます。
当院では、お子様に歯医者が楽しい場所だと思ってもらえるよう、天井にTVを設置するなど、治療が楽しくなるような工夫をしています。
プレオルソを3歳から導入し、ビムラーや拡大床を用いた「歯を抜かない」矯正治療を目指しております。
さらに、成長期にしかできない小児矯正を得意としています。
私たちは、子どもたちの顎や歯の成長を科学的に分析し、最適な矯正装置を提案します。
それにより、ご家族と一緒に、子どもたちが健康で美しい笑顔を手に入れる未来を作り上げていきます。

矯正治療は、2歳から10歳といった早い時期に決断するケースがありますが、当院では治療だけでなく、歯と体の健康を広い視野でとらえ、最良の治療タイミングを提供しています。お子様の成長とともに、その都度、矯正を始めるタイミングをチェックし、親御さんと一緒に最善の選択をしていきます。子どもたちにとって、歯の健康はその後の人生にも影響を与える大切な要素です。
当院では、そのような大切な時期に、最良の治療とケアを提供しています。

天井のTVで楽しい治療環境作り

天井のTVで楽しい治療環境作り

治療に対する恐怖や不安を感じるのは大人だけでなく、子供たちも同様です。
特に、小児歯科治療や小児矯正では、治療が長期にわたるケースが多いため、治療環境に気を使うことが非常に重要です。
そこで当院では、天井にTVを設置することで、お子様がリラックスしやすい環境を作り出しています。
天井にTVがあることで、お子様は治療中も好きな番組やアニメを見ることができます。これにより、治療に対する緊張感が和らぎ、リラックスした状態で治療を受けることができます。また、お子様が楽しみながら治療を受けられる環境は、治療の効果を高めるだけでなく、歯医者に対する良い印象を持ってもらうためにも有効です。
このような配慮は、お子様だけでなく、ご両親にとっても安心感を提供します。

お子様が泣かずに、さらには楽しそうに治療を受けている姿を見ることで、親御さんも安心して治療を任せられるのです。
最終的な目標は、美しい笑顔と健康な口元を手に入れてもらうことですが、その過程でもお子様が笑顔でいられるような治療環境作りに力を入れています。
治療は一時的なものではなく、その後の生活にも影響を与える大切なステップです。
だからこそ、楽しい治療環境は非常に重要なのです。

成長期にしかできない
小児矯正治療の重要性

成長期にしかできない小児矯正治療の重要性

小児矯正は、子供が成長する過程で歯並びや顎の成長を正常に導くための重要な治療です。
一般的には、成人になってからの矯正治療と比べて、成長期に行う矯正治療の方が治療期間が短縮されやすく、また根本的な改善が可能です。
成長期は顎や歯の骨がまだ柔らかいため、矯正装置による微調整が効きやすいのです。
これが成人期になると、骨が固まってしまい、治療が困難になるケースもあります。
特に、歯並びだけでなく顎の位置も調整する必要がある場合、成長期に治療を行うことで抜歯や手術を避けられるケースも少なくありません。

また、子供は成長する過程で多くの習慣を身につけます。
噛み癖や舌の癖など、これからの成長に影響を与えるような悪習慣を早いうちに修正することで、健全な口元の発育を促すことが可能です。さらに、小児期の矯正治療は、子供自身が歯に対する意識を高め、一生涯の口元の健康を保つ基盤を作る大切な機会でもあります。
以上のように、小児矯正は成長期にしかできない、そして成長期に行うべき重要な治療です。

早期治療のメリット
3歳から始める矯正治療

早期治療のメリット3歳から始める矯正治療

一般的に矯正治療は成長期に行われることが多いですが、特に小さいお子さまに対しては、早期の治療が数々のメリットをもたらします。
当院では、特に2歳から矯正治療を開始するケースが増えています。
2歳からの矯正治療では、最も大きなメリットとして「発育段階での矯正」が挙げられます。この時期は顎の骨がまだ柔らかく、成長している最中なので、比較的短期間で効果的な治療が可能です。
また、小さいうちからの矯正によって、より自然な形状に近い状態で歯並びを整えることができます。
早い段階で治療を開始することで、長期的に見て治療費用を抑えることも可能です。

成長してからの矯正治療は、時間も費用もかかるケースが多いですが、早期治療ではそれらを大幅に削減できます。また、2歳からの矯正治療は、子ども自身が歯医者に対する恐怖心を持っていない時期であるため、治療に対する抵抗感が少ないです。
治療がスムーズに進むだけでなく、将来的にも歯医者に対する良い印象を形成する助けとなります。
早期の矯正治療は、これからの成長に大きく影響を与えるため、非常に重要です。
当院では、お子さま一人ひとりの状態に合わせた最適な治療を提供しています。

第Ⅰ期と第Ⅱ期治療
矯正治療の2ステップ

第Ⅰ期と第Ⅱ期治療矯正治療の2ステップ

矯正治療は一般的には2つのフェーズ、第Ⅰ期治療と第Ⅱ期治療で行われます。第Ⅰ期治療は、多くの場合、2歳から4年ほどの期間で行われます。
この段階での治療の主な目的は、噛み癖や舌の癖を改善し、顎の成長を促すことです。具体的には、拡大床型矯正器具やヘッドギアなど、様々な装置が使用されます。
この期間は、子どもたちの顎が成長する大事な時期であるため、早めに治療を始めることで、より効果的な矯正が可能です。
第Ⅱ期治療は、一般的には自分で意識的に口腔管理ができる年齢、通常は10歳以上で行われます。
このフェーズでは、成人矯正と同じ装置を使用して、最終的な歯の位置を調整します。この段階で歯を抜く必要がある場合もありますが、第Ⅰ期治療をしっかりと行っていると、歯を抜かずに済むケースも多くあります。
第Ⅰ期と第Ⅱ期の治療は連続しているわけではなく、それぞれが独立した治療として考えられますが、両方を適切なタイミングで行うことで、最も効果的な矯正治療が可能となります。
当院では、これらのフェーズに応じて最適な治療を提供しています。

小児矯正の多様な装置

矯正治療にはさまざまな種類の装置が使用されますが、特に小児矯正でよく用いられるものに「プレオルソ」「ビムラー」「拡大床」があります。

  • プレオルソ

    プレオルソ

    プレオルソは、成長期の子どもたちに対して行われる予防的矯正治療の一つです。特に3歳から導入されることが多いこの治療は、歯並びや噛み合わせの問題が顕著になる前に、早期の段階で取り組むことで、将来的な矯正治療の負担を軽減することを目的としています。
    プレオルソの大きな特徴は、子どもが成長する過程で変わる顎の形状や歯の位置に柔軟に対応することができる点です。
    具体的には、顎の成長を促進する装置や、歯の位置を微調整するための小さなプレートなどが用いられます。
    これにより、子どもの顎や歯が自然な形で成長する手助けをします。

  • ビムラー

    ビムラー

    ビムラーは、小児矯正治療に多く用いられる多機能矯正装置の一つです。
    特に歯を抜かずに矯正治療を行いたい場合に有用で、早期の段階で導入することで、顎の成長を促進し、歯並びの問題を解決します。
    ビムラーは、上顎と下顎の両方に装着され、主に夜間に使用されます。
    この装置は、顎の成長を誘導する機能と歯の位置を調整する機能を兼ね備えています。
    そのため、ビムラーを使用することで、子どもの成長に合わせて顎と歯の位置を最適化することが可能です。
    ビムラーの最大の利点は、多方面にわたる治療効果を一つの装置で実現できる点です。
    それにより、治療期間の短縮や費用の削減、そして何より子どもが負担を感じにくい治療が可能になります。

  • 拡大床

    拡大床

    拡大床は、主に上顎を広げるための装置です。
    子どもが成長する過程で上顎が狭くなってしまうと、歯並びに影響を与える可能性があるため、拡大床で広げる必要があります。
    拡大床は口の中に固定され、特定の期間着用することで、上顎の骨をゆっくりと広げます。
    この方法は特に早い段階で取り組むことで、効果が高まります。

これらの装置は、それぞれ特有の問題に対して非常に効果的な治療を提供します。
当院では、これらの矯正装置を駆使して、子どもたち一人ひとりの成長と発達に合わせた、最適な矯正治療を提供しています。
早期からの矯正治療により、将来的により複雑な治療が不要となるケースも多く見られます。

光加速装置とCTで安全で
効率的な矯正治療

近年の歯科治療は、技術の進歩によりますます高度かつ多様化しています。
特に、小児矯正においても、光加速装置とCT(三次元コンピュータ断層撮影)が注目されています。

  • 光加速装置

    光加速装置は、特殊な光源を用いて歯の移動を促進する新しいテクノロジーです。
    この装置は、歯の骨構造に働きかけ、矯正治療の期間を短縮することができます。特に子供たちにとって、矯正治療の期間は心理的にも負担となる場合が多いため、非常におすすめです。

  • CT

    CTは、口腔内の状態を三次元で高解像度で捉えることができる画期的な診断機器です。
    これにより、歯や顎の骨の状態、神経や血管の位置などを非常に詳細に把握することができ、より安全で効率的な治療計画を立てることが可能になります。

これらの高度な技術を駆使することで、当院ではより安全で、かつ効果的な小児矯正治療を提供しています。治療の過程で発生する不安や疑問、不明点などにも、これらの先進的な診断・治療手段を用いて明確な解答を提供できるのが、当院の強みです。

筋機能療法で健康な
成長をサポート

口呼吸を改善することは、小児矯正治療において重要な要素とされています。
単に歯並びや顎の形状に影響を与えるだけでなく、全身の健康にも大きく関わっているからです。

  • 口呼吸の問題点

    口呼吸は、多くの場合、鼻呼吸がしにくい状態が原因です。
    長期にわたる口呼吸は、顎の成長や歯並びに悪影響を与える可能性があります。さらに、口呼吸は睡眠障害や気道の問題、さらには免疫力の低下にもつながることが知られています。

  • 筋機能療法(MFT)

    筋機能療法は、口周囲の筋肉を正確にコントロールする技術です。
    この療法により、子どもたちは正しい咀嚼・嚥下動作を学び、それが健康な顎や歯の成長を促します。特に、早い段階で正しい筋機能を習得することは、将来的な矯正治療の負担を軽減する可能性があります。

当院では、「あいうべ体操」などを取り入れ、口呼吸の改善や口周りの筋肉のトレーニングについてもアドバイスしています。
これにより、子どもたちが健康な成長を遂げられるよう、全面的にサポートしています。歯並びや顎の問題は、単なる見た目の問題だけでなく、全身の健康にも密接に関わっているため、早期の対応と総合的なケアが必要です。

子どもたちの健康な
成長をサポート

子どもたちの健康な成長をサポート

小児歯科・小児矯正治療は、単なる歯の健康や美しい笑顔作りだけではありません。
子どもたちが健全に成長し、将来的にも継続して健康でいられるようにするための「未来への投資」です。
当院では、歯並びや口呼吸の問題だけでなく、全身の健康にも寄与する総合的な治療を提供しています。
技術的な進歩と熟練したスキル、そして何より子どもたち一人ひとりとその家族に寄り添い、最良の治療を提供することが当院の使命です。
治療においては、適切なタイミングと方法で、短期的な結果だけでなく、長期的な健康の確立を目指しています。
子どもたちが健康で笑顔に溢れる未来を築く手助けができること、それが我々の最大の喜びです。
当院を選んでいただいたご家族に、その信頼に応えられるよう、これからも全力で取り組んでまいります。