最近患者さんからよくある質問

最近患者さんからよくある質問


みなさん、こんにちは!!

歯を守る歯科西新宿五丁目歯科衛生士の伊藤です(^^)

今回は最近よく聞かれる質問についてお答えしていこうと思います!!

やはり日々診療していく中で私たちスタッフにとって当たり前だと思っていることは、一般の患者さんたちからしたら当たり前ではなく疑問に思っていることなんだなと気付かされることが多いです。

なので質問してくださると私たちもこんなことをお話ししたらいいんだなと日々勉強になります♪

では質問コーナーにいってみましょう(^O^)/

【Q、なぜ染め出しのハミガキチェックをするのですか?】

→A、当院では治療が必要な方もメンテナンスの方もハミガキが出来ている前提で進めていきます。

虫歯がある方もハミガキが出来ていないと治療しません。

なぜかというと、ハミガキが出来ていない状態で虫歯の治療をするとその歯に付いていたプラークが削ったところに入り込んでまたその中で虫歯を作ってしまったり、白い詰め物(プラスチック)は天然歯(自分の歯)よりも汚れが付きやすく落ちにくい材質のため、ハミガキが出来ていない状態で虫歯の治療をしてもプラークを落とせずまた虫歯になってしまうからです。また、プラークが多く蓄積していると、歯肉炎といって歯茎が炎症を起こし腫れぼったい状態となってしまいます。この状態で詰め物や被せ物を装着すると、歯茎の際の部分の適合が悪くなり、二次的な治療が必要となります。

また、炎症を起こしている歯茎はブラシなどの軽い刺激に対しても、容易に出血を起こします。詰め物の内面にこの血液が混じると内面で虫歯になるだけでなく、短期的に詰め物が取れてしまう可能性があります。

以前にもお伝えしましたが1本の歯に対して治療出来る回数は7回と言われています。

それ以上治療することは不可能で抜歯の対象となってしまうのです。

そして歯の神経を取ってしまうと歯が折れやすくなったり、根っこの先端に膿を作ることがあるので私たちは出来る限り歯の神経を取りたくないのです。

なのでハミガキチェックで磨き残しの%が良くならないと当院では治療しません。

何度もハミガキチェックをします。

その間に虫歯が進行してしまうのでは?

と心配される方もいらっしゃいます。

もちろん虫歯がかなり大きく今強い痛みが出てもおかしくない状態の虫歯は優先的に虫歯の治療をしますが、そこまで大きくない虫歯に関しては高濃度のフッ素を塗って経過をみます。

メンテナンスの方も歯磨きの値(PCR)が良くなっていないと月1回来てもらったりします。このPCRの値が良い方はその方の虫歯リスク、歯周病リスクに応じて3ヶ月、6ヶ月とメンテナンス期間を決めていきます。

なので当院では染め出しのハミガキチェックをするのです。

【Q、根っこの治療の途中で治療中断してしまうとどうなりますか?】

→A、根っこの治療の途中で歯医者さんに行かなくなってしまうと、根っこの先端の膿が大きくなったり、根っこは虫歯になると進行のスピードが早いので虫歯になって抜歯になるケースが多いです。

あの頃きちんと通っていればもう治療も終わって歯を残せたのに、抜歯になってしまったね…という方何人も見たことがあります。

根っこの治療は何度も根っこの中の消毒に来なくてはいけないので正直大変です。

根っこの治療が終わってもその上に土台を入れて被せ物の型取りをして最終的な被せ物を被せてようやくその歯の治療が完了します。

なので、「あと何回くればいいの…」と思われる方も多いですが根っこの中に関してはその歯のコンディション次第とも言えるので、あと何回!とは一概には言えません。

大変な治療だからこそ終わった後の達成感は素晴らしいと思います。

なので頑張って通いましょう(^O^)

【Q、仮歯のままでいてもいいですか?】

→A、仮歯のままの放置はやめましょう。

仮歯は材質的に汚れが付きやすく、落ちにくいためプラークが付きやすいです。

そして仮歯は割れやすいですし、摩耗しやすいです。

もちろん、揺れている歯であれば仮歯でしばらく様子見て揺れがおさまってから最終的な被せ物にしましょう。や、一度歯周病治療をして歯茎が引き締まってから最終的な被せ物にするために一時的に仮歯で過ごしてもらうこともありますが、もう最終的な被せ物をしてもいいのに仮歯のまま放置するのはその歯にも負荷がかかって良くありません。

長期出張や家庭の都合でしばらく通えない場合は対応策を考えるのでスタッフにご相談ください(^^)

【Q、何歳から歯医者さんデビューするのがいいですか?】

→A、特に何歳からとはありませんが、歯が生え始めた頃からでも来ていただいて構いません(^^)

多くの自治体で1歳半健診の歯科健診や3歳児健診の歯科健診でかかりつけの歯医者さんを見つけましょうと言われることが多いと思います。

早ければ早いほど歯医者さんに早く慣れてくれるので歯医者さんは痛くないと思ってもらえると思います。

逆に虫歯が出来てからの歯医者さんデビューはもちろん歯医者さんに慣れてから治療をスタートしますが、歯医者さんは怖いところと思ってしまうことがあります。

ご兄弟や保護者の方がメンテナンスを受けているところを見せてあげてからデビューさせるのも良いでしょう!

【Q、歯ブラシ、フロス、歯間ブラシ使う順番は?】

→A、フロス、歯間ブラシなどの補助用具を使ってから歯ブラシの順番が1番プラークの除去率が高いと言われています。

そして歯ブラシを先に使ってしまうと爽快感が出てしまいフロスなどの補助用具はやらなくてもいいかという考えが出てしまいます。

それも踏まえて先にフロスなどの補助用具から使うと良いでしょう。

【Q、歯茎が腫れたり、歯が痛くなったりしても症状が落ち着けばそのままでもいいですか?】

→A、結論から言うと絶対にダメです。

歯茎が腫れる原因として、歯周病になっている、根っこの先端に膿が出来ている等が挙げられます。

歯が痛くなる原因は、虫歯になっている、噛み合わせがおかしい(その歯だけ強く当たっているなど)等が挙げられます。

どれも症状が出ているということは急性的な症状ですが、腫れや痛みが落ち着いても歯周病や虫歯はどんどん進行していきます。

よく「前は痛かったけどその後痛みが落ち着いたから来なかった」という方がいらっしゃいますが、痛みが落ち着いてしばらく経っているとかなり病気が進行しているケースがほとんどですので、もちろん痛みが出る前に定期的に歯医者さんに来てほしいですが、痛みが引いたからと言って歯医者さんに行かないというのはやめていただきたいです。

もっと前だったら治せた歯も治せなくなってしまいます…。

【Q、マウスピースって何のためにするのですか?】

→A、寝ている時に歯ぎしりしたり、日中無意識のうちに食いしばっている方は全体的に歯や顎の負担が大きくなっています。

歯や顎の負担が大きくなると、歯にヒビが入ったり、神経の無い歯だと折れたりします。

顎は顎関節症になり顎が痛くなったり、口が開けにくくなっなりします。

そうならないためにも寝ている時だけでもマウスピースをすることで歯や顎の負担が減らせます。

日中も食いしばらないように意識することは大切ですが寝ている時の歯ぎしり、食いしばりはどうやっても治すことができません。

なので当院では寝ている時のマウスピースをオススメしています。

歯並びが奥歯しか噛んでいない方は奥歯の負担を減らす目的で

全体的に神経を取った歯が多い方は1本1本の歯の負担を減らし、歯が折れるのを防ぐ目的で使っていただいています。

顎に症状がある方は特にマウスピースをして寝るとよく眠れる方が多いです!

マウスピースをして寝ると違和感があって眠れないという方もいらっしゃいます。

その場合は改善策など一緒に考えたいと思いますのでご相談ください!!

長くなりましたが以上歯を守る歯科の質問コーナーでした⭐

その他気になること等ございましたらなんでもスタッフにお聞きください(^O^)/

そのうちまたみなさんからよくいただく質問返ししていきたいと思います♪