セレックによる即日治療は、いくつかのメリットがあります。

• 時間節約

  忙しい方でも、わずか1回の来院で治療が完了。
  時間を有効に使いたい方に最適です。

• 麻酔のストレス軽減

  麻酔の注射が苦手な方でも、1回の治療で全てが済むため、恐怖心や不安を大きく減らせます

• 二次虫歯のリスク低減

  仮詰めをする必要がなく、その間の細菌汚染の心配が少ないため、虫歯の再発リスクを抑えることができます。

セレックの導入により、私たちは、治療の質を保ちながら、患者様の負担を最小限に抑える方法を実現しました。

セラミックを選ぶことのメリットは、ただ美しいだけではありません。
以下のポイントで、セラミックの詰め物がなぜ選ばれるのか、その理由をお伝えします。

• 1：セラミックの力で虫歯再発を防ぐ

  虫歯治療でよく使われる材料には、保険適用の金属やプラスティックと、保険外のセラミックがあります。
  金属やプラスティックは手軽で経済的ですが、再発のリスクが比較的高く、詰め物の寿命も短めです。
  一方、セラミックは耐久性に優れ、虫歯の再発を大幅に減らすことができます。
  研究によると、最初の治療から歯の寿命は平均で約18年。
  しかし、適切な材料選びと精密な治療によって、この期間を大きく延ばすことが可能です。
  セレック治療では、高性能コンピューター技術を用いて精密に作られたセラミック修復物を使用。
  適切な接着法を用いることで、20年間で90％以上の歯が健康を保つことが実証されています。
  つまり、虫歯治療で長期的な視点を持つなら、セラミックを選択することが賢明です。
  セレックによる治療は、その日のうちに完了し、再発リスクを最小限に抑えつつ、長く健康な歯を保つための最良の選択肢の一つです。

• 2：長寿命

  セレックで作成するセラミックの詰め物は、その耐久性で群を抜いています。
  一般的な詰め物の寿命を比較すると、セレックは他の選択肢を圧倒します。

  耐久性ランキング

  • セレックでのセラミック
  • その他のセラミック
  • 金属
  • プラスティック

  セラミック製の詰め物は、金属やプラスティックに比べて格段に長持ちします。
  特にセレックで作成される詰め物は、非セレック製のセラミックよりもさらに長持ちすることが研究で示されています。
  実際、セレック製の詰め物は9年後に91％、18年後でも約84％が無事残存しているという驚異的なデータがあります。

• 3：清潔

  プラスティック製の詰め物は時間と共に細菌の繁殖や着色を引き起こし、不快な臭いの原因になりがちです。
  しかし、セレック製のセラミックは全く異なります。

  細菌の付着しにくさ

  • セラミック
  • 天然歯
  • 金属
  • プラスティック

  セラミックは細菌が付着しにくく、着色もしにくいため、臭いを発生させません。
  その素材の親和性は天然歯に近く、見た目も美しく、金属アレルギーの心配もありません。
  長期間、快適で清潔な口内環境を維持したい方にとって、セレックは理想的な選択肢です。

• 4：周囲の歯にやさしい

  

  セラミックは周囲の健康な歯への影響も最小限に抑えることができます。
  セラミックはその独特の素材特性により、従来の金属やプラスティックの詰め物、被せ物と比較して、隣接する歯にかかる負担を軽減します。
  この優れた特性は、長期的な口腔健康を保つ上で非常に重要です。
  セラミックの最大のメリットの一つは、その生体適合性にあります。
  セラミックは自然な歯に非常に近い硬さを持っているため、噛む力が均等に分散され、隣接する歯への過剰なストレスがかかることが少ないのです。
  隣の歯が過度に摩耗することや、不必要に削ることなく治療が可能になります。

セラミック治療の多くの利点を見てきましたが、他にも治療に使用される素材があります。
ここでは、金属やプラスティックなど、セラミック以外の素材を使用した治療の課題点について解説します。

• 金属詰め物の課題

  金属詰め物は耐久性には優れていますが、お口の中の様々な環境変化（熱の膨張や冷縮、咬む力など）により、歯との間に微細な隙間が生じやすくなります。
  この隙間からむし歯が再発するリスクが高まります。
  さらに、金属イオンが唾液と反応し、金属アレルギーの原因になることもあります。
  見た目の美しさに欠け、金属価格の高騰によるコスト増も問題です。
  これらの理由から、現代の歯科医療では金属を避ける傾向にあります。

• プラスチック詰め物の課題

  プラスチック詰め物は、光を当てることで固化しますが、この過程で収縮し、歯との間に隙間ができることがあります。
  これがむし歯の再発のリスクを高める原因となります。
  また、収縮により歯に亀裂が入るリスクもあり、不快感を引き起こすことがあります。

• 仮詰めの課題

  従来の歯科治療では、最終的な詰め物をする前に、一時的な仮詰めが必要です。
  この間、虫歯のリスクは再び高まります。
  なぜなら、仮詰めの期間中に歯の内部は細菌に侵されやすく、削ったばかりの歯の表面が汚染されるからです。
  歯の表面には無数の微細な穴が開いており、これらに接着剤がしっかりと浸透することで、詰め物が確実に固定されます。
  しかし、仮詰めの期間を経ると、これらの穴は細菌によって塞がれ、接着力が低下してしまうのです。