みなさんこんにちは!
歯を守る歯科西新宿五丁目の歯科衛生士の園川です^^
最近の休日は、近くの公園のお祭りに行ったり、スタッフの誕生日をお祝いしたりしておりました★

暑い夏に負けずに乗り切りましょう!
歯ブラシを交換しないとどうなる?
知らないうちに「磨けていない」状態になっているかもしれません。
「この歯ブラシ、いつから使ってる?」と聞かれて答えられますか?
「歯ブラシって、どのくらいの頻度で交換していますか?」
こう聞かれると、「毛先が開いたら交換しています」「まだ使えそうなので、数か月使っています」と答える方も多いのではないでしょうか。
歯ブラシは毎日使うものだからこそ、できるだけ長く使いたいと思うのも自然なことです。
特に、毛先がまだ使えそうに見えると、
「別に汚れていないし、まだ大丈夫」
「毛が抜けているわけでもないし、交換する必要はない」
「何となくもったいない」
と、そのまま使い続けてしまうことがあります。
しかし、歯ブラシは見た目だけでは分からないところでも少しずつ劣化しています。
実は、歯ブラシを長期間使い続けると、毛先の弾力が低下したり、毛先が開いたりして、歯にきちんと当たりにくくなります。
つまり、毎日一生懸命歯を磨いているのに、「歯垢を十分に落とせていない」ということが起こる可能性があるのです。
今回は、「歯ブラシを交換しないとどうなるの?」という疑問について、書いていきます。
歯ブラシは「1か月に1本」を目安に交換しましょう

結論からいうと、一般的な歯ブラシは1か月を目安に交換することがおすすめです。
日本歯科医師会では、通常の歯ブラシについて「1カ月を目安に、少なくとも3カ月に1回は交換」することを紹介しています。また、毛先が開いた歯ブラシは歯垢を取り除く効率が低下するため、交換がすすめられています。
さらに日本歯科医師会は、毛先が開いていなくても、毎日使い続けることで毛の弾力が失われるなど、歯ブラシの機能が低下するため、できれば1か月を目安に交換することをすすめています。
つまり、「毛先が開いたら交換」だけではなく、「毛先が開いていなくても1か月程度で交換する」という習慣がおすすめです。
もちろん、歯ブラシの消耗具合には個人差があります。
強い力で磨く方は、1か月より早く毛先が開くことがあります。その場合は、期間を待たずに交換しましょう。
反対に、毛先がきれいに見えていても、長期間使用している場合は交換を検討してください。
歯ブラシを交換しないと、なぜ「磨けない」の?
① 毛先が開くと、歯に当たりにくくなる
歯ブラシで歯垢を落とすためには、毛先を歯の表面や歯と歯ぐきの境目にきちんと当てることが重要です。
ところが、歯ブラシを長く使っていると毛先が少しずつ開いてきます。
毛先が開いた状態では、毛先が本来当たってほしい場所に当たりにくくなります。
その結果、
- 歯と歯ぐきの境目
- 奥歯の周辺
- 歯の裏側
- 歯並びが重なっている部分
などに、歯垢が残りやすくなります。
日本歯科医師会も、毛先が広がると毛の弾力が失われ、毛先が歯に当たりにくくなり、磨き残しにつながると説明しています。
② 毛先が開いていなくても「劣化」しています
「毛先が開いていないから大丈夫」
そう思っている方も注意が必要です。
歯ブラシは毎日、歯や歯ぐきに当てて使用します。
そのため、毛先は少しずつ摩耗し、弾力も低下していきます。
見た目には新品とあまり変わらなくても、使い始めた頃と比べると、歯垢を落とすための性能が低下していることがあります。
日本歯科医師会も、見た目では毛先が広がっていなくても毛先が摩耗している場合があるとしています。
「見た目がきれいだから大丈夫」ではなく、毎日使っているものだからこそ、定期的な交換が必要なのです。
③ 「もっと強く磨けばいい」は逆効果になることも
歯垢が落ちないと、「もっと力を入れて磨こう」と思ってしまう方もいます。
しかし、強い力でゴシゴシ磨くと、毛先が早く開いてしまいます。
さらに、歯ぐきを傷つけたり、歯ぐきが下がる「歯肉退縮」の原因になったりすることもあります。
厚生労働省も、プラークを落とすためには歯ブラシを小刻みに動かし、力を入れすぎないことが重要だと紹介しています。
大切なのは、「強く磨く」ことではなく、「毛先を正しい位置に当てて、やさしく丁寧に磨く」こと。
そして、そのためにも毛先の状態が良い歯ブラシを使うことが大切です。
④ 古い歯ブラシは「磨き方」の問題を見えにくくする
歯磨きで重要なのは、歯ブラシだけではありません。
「どこに毛先を当てるか」
「どのくらいの力で磨くか」
「どんな角度で動かすか」
「自分の口に合った歯ブラシを選べているか」
なども重要です。
例えば、歯ブラシを新しくしても、歯と歯の間の歯垢は歯ブラシだけでは十分に取り除きにくいことがあります。
そのため、必要に応じてデンタルフロスや歯間ブラシなどを組み合わせることも大切です。
厚生労働省も、歯磨きだけでなく、デンタルフロスや歯間ブラシを使って歯と歯の間の汚れを取り除くことをすすめています。
今日からできる「歯ブラシ交換」の3つのポイント
①「1か月」を交換の目安にする
まずは、1か月に1本を基本にしてみましょう。
例えば、「毎月1日に歯ブラシを交換する」と決めてしまうと、忘れにくくなります。
カレンダーやスマートフォンに「歯ブラシ交換」と登録しておくのもおすすめです。
② 毛先が開いたら、1か月を待たずに交換
1か月経っていなくても、
「毛先が横に広がっている」
「毛先が外側に倒れている」
「毛が傷んでいる」
と感じたら、交換しましょう。
特に、歯ブラシを横から見て、毛先がヘッドからはみ出しているようなら交換のサインです。
日本歯科医師会も、毛先が少しでもヘッドからはみ出していたら、新しい歯ブラシへの交換をすすめています。
③ 「歯ブラシ選び」も歯科医院で相談する
実は、歯ブラシなら何を使っても同じというわけではありません。
歯並び、歯ぐきの状態、歯周病の有無、歯の磨き方、年齢などによって、適した歯ブラシは変わります。
日本歯科医師会も、歯ブラシは「悩み」や「目的」に合わせて選ぶことをすすめています。
「歯ブラシを替えても、いつも同じ場所に磨き残しがある」
「歯ぐきから出血する」
「歯ブラシを当てると痛い」
「自分に合う歯ブラシが分からない」
という方は、一度歯科医院で相談してみてください。
歯科医師や歯科衛生士が、お口の状態を確認しながら、歯ブラシの選び方や磨き方を一緒に考えることができます。
まとめ
歯ブラシは「消耗品」です。
歯ブラシは、毎日使うからこそ少しずつ劣化しています。
「まだ使えるから」と長期間使い続けてしまうと、毛先の弾力が低下したり、毛先が開いたりして、歯にきちんと当たりにくくなることがあります。
その結果、毎日しっかり磨いているつもりでも、歯垢が残ってしまう可能性があります。
歯ブラシ交換のポイントは、
- 1か月に1本を目安に交換する
- 毛先が開いたら、1か月を待たずに交換する
- 強い力で磨かない
- 自分のお口に合った歯ブラシを選ぶ
- 必要に応じてフロスや歯間ブラシも使う
ということです。
そして、忘れてはいけないのが、「新しい歯ブラシ=正しく磨ける」ではないということ。
大切なのは、良い状態の歯ブラシを使って、自分のお口に合った方法で歯垢をしっかり落とすことです。
もし「ちゃんと磨いているのに、むし歯や歯周病を繰り返してしまう」「自分の磨き方が合っているのか分からない」という方は、ぜひ一度、歯科医院でチェックしてみてください。
歯を守る歯科では、清掃指導の際に歯ブラシをご持参をお願いしております。
その時に、清掃のやり方はもちろん、歯ブラシの消耗具合なども見させていただいております。
毎日何気なく使っている歯ブラシを見直すことが、将来の歯を守る小さな一歩になります!
是非ご来院お待ちしておりますm(_ _)m



