みなさんこんにちは!
歯を守る歯科西新宿五丁目の歯科衛生士の園川です♫
先日は車で静岡の方まで行ってきました!お天気にも恵まれ、富士山がとてもキレイに見えて感動しました(*^^*)
今年も頑張っていきます!

目次
「朝と夜、歯みがきはどちらが大事ですか?」
これは、歯科医院で患者さんからとてもよく聞かれる質問のひとつです。
忙しい毎日の中で、朝はバタバタして軽くしか磨けない。
夜は眠くてつい省略してしまう。そんな方も少なくありません。
結論からお伝えすると、朝と夜はどちらも大切ですが、あえて優先順位をつけるなら「夜の歯みがき」が最も重要です。
今回はその理由と、朝・夜それぞれの役割、そして効果的な歯みがきのポイントを、歯科の視点から分かりやすく書いていきます。
なぜ「夜の歯みがき」が一番重要なのか?
夜の歯みがきが重要とされる理由は、大きく分けて3つあります。
① 寝ている間は細菌が最も増えやすい
私たちの口の中には、常に数百種類・数千億個もの細菌が存在しています。日中は会話や食事によって唾液がたくさん分泌され、唾液の「自浄作用」で細菌の増殖はある程度抑えられています。
しかし、睡眠中は唾液の分泌量が大幅に減少します。
その結果、細菌が洗い流されにくい
- プラーク(歯垢)が増えやすい
- むし歯菌・歯周病菌が活発になる
という、細菌にとって非常に好都合な環境が作られてしまうのです。
つまり、汚れが残ったまま寝る=一晩中、細菌を培養している状態とも言えます。
② 夜は「1日の汚れの総仕上げ」
朝・昼・間食・夕食と、1日を通して歯には何度も汚れが付着します。
- 食べかす
- 糖分
- プラーク(細菌のかたまり)
これらをしっかりリセットできるのが夜の歯みがきです。
夜の歯みがきは「今日1日分の汚れをすべて落とす、最も重要なケア」と言っても過言ではありません。
③ 歯周病予防に直結するのは夜のケア

歯周病は、痛みがほとんどなく進行する病気です。
そして原因となる歯周病菌は、歯と歯ぐきの境目に溜まったプラークの中で増殖します。夜にプラークをしっかり除去できていないと、
- 歯ぐきの腫れ
- 出血
- 口臭
- 歯周病の進行
につながりやすくなります。
特に大人の方は、むし歯よりも歯周病予防の視点で「夜の歯みがき」が重要です。
「では、朝の歯みがきは重要ではないの?」
「じゃあ朝は適当でいいんですか?」
そう思われるかもしれませんが、決してそうではありません。
朝の歯みがきにも、夜とは違う大切な役割があります。
朝の歯みがきの役割とは?
朝の歯みがきの役割① 口の中をリセットする
起床直後の口の中は、
- 細菌が増えている
- 口臭が出やすい
- ネバつきを感じる
といった状態です。
これは、寝ている間に増えた細菌が原因です。
朝の歯みがきは「寝ている間に増えた細菌を減らし、清潔な状態で1日をスタートする」という大切な役割があります。
朝の歯みがきの役割② 全身の健康にも関係する
最近の研究では、口腔内の細菌が、
- 誤嚥性肺炎
- 心疾患
- 糖尿病
など全身疾患と関係していることが分かってきています。
特に朝食前後にしっかり歯を磨くことで、細菌を体内に取り込むリスクを減らすことができます。
☆夜の歯みがきのポイント(最重要)
- 時間をかけて丁寧に磨く(最低5〜10分)
- 歯と歯ぐきの境目を意識
- フロス・歯間ブラシを必ず使用
- 寝る直前に磨く(飲食後は必ず磨く)
👉「夜は1日で一番丁寧に」が合言葉です。
☆朝の歯みがきのポイント
- 起床後できるだけ早めに磨く
- 舌もやさしくケアする
- 朝食後に磨く場合は、食後すぐor30分後を意識
👉「細菌を減らして1日を始める」が目的です。
結論:朝と夜、どちらが重要?
改めてまとめると、
- 最も重要なのは夜の歯みがき
- 朝の歯みがきも健康維持に欠かせない
つまり、
「夜は絶対に丁寧に、朝も必ず磨く」
これが理想的な歯みがき習慣です。
もし忙しくて1回しか丁寧に磨けない日があるなら、その1回は必ず「夜」にしてください。
最後に:歯みがきは「量」より「質」
1日に何回磨くかよりも、
どれだけ汚れを落とせているかが最も大切です。
- 正しい磨き方
- 自分に合った歯ブラシ
- フロスや歯間ブラシの併用
これらを組み合わせることで、歯みがきの効果は大きく変わります。
「ちゃんと磨いているつもりだけど不安」
「自分の磨き方が合っているか知りたい」
そんな方は、ぜひ歯を守る歯科でのブラッシング指導や定期検診をご活用ください。
よくある質問Q&A|朝と夜の歯みがきについて
Q1. 朝と夜、どちらか1回しか磨けない場合はどちらを優先すべきですか?
A. 夜の歯みがきを必ず優先してください。
夜は唾液の分泌が減り、虫歯菌や歯周病菌が最も増えやすい時間帯です。
歯を磨かずに寝てしまうと、細菌が一晩中増殖し続けてしまいます。
どうしても1日1回しか丁寧に磨けない場合は、「夜にしっかり磨く」ことが歯を守るための最低条件です。
Q2. 夜の歯みがきは夕食後すぐと寝る直前、どちらが良いですか?
A. 寝る直前の歯みがきが最も理想的です。
夕食後に歯を磨いても、その後に
- 間食
- 飲み物(甘い飲料・アルコール)
を摂取すると、再び歯に汚れが付着します。
そのため、飲食がすべて終わった後、寝る直前に歯を磨くのが最も効果的です。
Q3. 朝の歯みがきは朝食前と後、どちらが正解ですか?
A. 基本的には「朝食後」がおすすめです。
朝食後は食べかすや糖分が歯に残るため、そのままにすると虫歯リスクが高まります。
ただし、起床直後の口臭やネバつきが気になる場合は、
- 起床後に軽く磨く
- 朝食後にもう一度磨く
という2回磨きも効果的です。
Q4. 夜は歯ブラシだけで十分ですか?
A. できればフロスや歯間ブラシを併用しましょう。
歯ブラシだけでは、歯と歯の間の汚れは約6割程度しか落とせないと言われています。
夜は特に
- デンタルフロス
- 歯間ブラシ
を使って、プラークをしっかり除去することが、虫歯・歯周病予防につながります。
Q5. 寝る前に歯みがき粉は使った方がいいですか?
A. はい、フッ素入り歯みがき粉の使用がおすすめです。
夜にフッ素を使うことで、
- 歯を強くする
- 再石灰化を促進する
- 虫歯菌の働きを抑える
といった効果が期待できます。
歯みがき後は、強くうがいをしすぎず、少量の水で1回程度にするとフッ素効果が持続しやすくなります。
Q6. 夜に歯を磨いた後、飲み物を飲んでも大丈夫ですか?
A. 基本的には水かお茶のみにしましょう。
歯みがき後に
- ジュース
- 砂糖入りコーヒー・紅茶
- スポーツドリンク
を飲むと、再び虫歯リスクが高まります。
夜の歯みがき後は、何も食べず、飲むなら水か無糖のお茶のみが理想です。
Q7. 朝と夜、歯みがきの時間はどれくらい必要ですか?
A. 夜は5〜10分、朝は2〜3分を目安にしましょう。
特に夜は、
- 歯と歯ぐきの境目
- 奥歯
- 歯と歯の間
を意識して、時間をかけて磨くことが大切です。
Q8. 正しく磨けているか自分では分かりません
A. 歯科医院でのブラッシング指導がおすすめです。
磨き残しは自分では気づきにくいものです。歯科医院では、
- 磨き癖のチェック
- 歯ブラシやフロスの選び方
- あなたに合った磨き方
を具体的にアドバイスできます。
定期検診とあわせて受けることで、毎日の歯みがき効果を最大限に高めることができます。
Q9. 結局、朝と夜の歯みがきで一番大切なことは何ですか?
A. 「夜は丁寧に、朝も欠かさず」が最も大切です。
夜:虫歯・歯周病予防のための最重要ケア
朝:細菌を減らし、健康的に1日を始めるためのケア
この2つを意識することで、将来の歯の健康は大きく変わります。
毎日の歯みがきが、10年後・20年後の歯の健康を守ります!
ご来院心よりお待ちしております。



