歯磨き粉は結局どれを選べばよいの?

歯磨き粉は結局どれを選べばよいの?


みなさんこんにちは!!
歯を守る歯科西新宿五丁目歯科衛生士の伊藤です(^^)

今回は、当院で販売している歯磨き粉についてご紹介したいと思います。

ドラッグストアやスーパーでもどこでも売っている歯磨き粉

みなさんお店の歯磨き粉コーナーに立って種類が多くてどれを買えばいいのかわからない…って思われてる方多いのではないでしょうか?

虫歯予防かな。

歯周病ケアしとけばいいでしょ。

最近歯の着色や黄ばみが気になるからホワイトニングケアにしよう。

そんな感じでとりあえず感覚で選ばれてる方多いと思います。

実は人それぞれオススメの歯磨き粉は違います。

そして気をつけていただきたい成分もあります。ですのでまずは、歯磨き粉に含まれる成分の観点から解説していこうかと思います。

歯磨き粉に含まれる成分

歯磨き粉の中には色々な成分が入っています。

その中でも研磨剤、発泡剤が多く含まれている歯磨き粉は注意が必要です。

決して研磨剤、発泡剤が悪いものということではありません。

研磨剤にはエナメル質に付着した汚れや、着色汚れを落とす働きがあります。

発泡剤は口の中で泡立つことで汚れを落とす手助けをしてくれます。

ですが、研磨剤が多く含まれていると歯の表面に見えない傷を作りそこに汚れや着色が溜まりやすくなります。

知覚過敏の症状がある方は研磨剤が入ってない歯磨き粉がいいでしょう。

発泡剤が多く含まれている場合は、口の中で泡立ちが良すぎてしっかりハミガキが出来ていないのに爽快感がうまれ満足してしまいます。この爽快感が日々の歯磨きのモチベーションになり得る為、諸刃の剣ですが、やはり確実にプラークを除去するためには低発泡のものでなければ歯面を直視することができません。

歯面に付着した歯垢を除去する為には、歯ブラシの毛先を確実に当てて、物理的に磨き落とすことが大切ですので、泡立ちが少ない歯磨剤で歯面がしっかりと見ることが望ましいです。

なので低研磨、低発泡の歯磨き粉がオススメです。
ですが市販で低研磨、低発泡の歯磨き粉はあまり目にしたことがありません。

おすすめの歯磨き粉

じゃあどうすれば…という方ぜひ当院で販売している

【Check up スタンダード】

という歯磨き粉を使ってみてください!

Check up スタンダードは低発泡、低研磨でフッ素濃度も1450ppmと高濃度なので虫歯予防したい方にオススメです!!

昔から虫歯になりやすい方やこれからも虫歯予防したい方はぜひ(^○^)

ただ注意点として高濃度のフッ素なので6歳未満のお子さまにはご使用をお控えください。

じゃあ子どもは何使えばいいのー!って思ってる親御さん!!

Check upから子ども用の歯磨き粉が出ています⭐

その名も…

【Check up コドモ】

えぇそうです。そのままです。

こちらは当院では味がストロベリーとグレープをご用意していますのでお子さまの好きな味を選んでいただけたらと思います!

フッ素濃度も950ppmと6歳未満のお子さまにピッタリです

うちの子小さいからまだうがいが出来ないの…でも今のうちから虫歯予防したいからフッ素の歯磨き粉使いたいなって親御さんに朗報⭐

【Check up gel バナナ味】

はうがいが出来ないお子さまでも使用可能です。

フッ素濃度も500ppmと他の歯磨き粉と比べると低いので飲み込んでも大丈夫です。

寝る前にCheck up gelを使ってハミガキをしそのまま寝ていただくとフッ素がお口の中に停滞するので虫歯予防になります。

味もお子さまがダイスキなバナナ味なので美味しいと好評です。

そして最近歯茎が下がってきて今まで見えてなかった根っこが見えてきた方は

【Check up ルートケア】

がオススメです

歯の根は象牙質と呼ばれていて象牙質は歯のエナメル質よりやわらかいので虫歯になると進行のスピードが早いと言われています。

フッ素濃度も1450ppmと高濃度です。

研磨剤も無配合なので象牙質を傷つける心配もありません。

さて、ここまで虫歯予防の歯磨き粉についてご紹介しましたが歯周病の方向けの歯磨き粉をこれからご紹介したいと思います。

当院で販売している

【システマ SP-Tジェル】

は歯周病ケアで大切と言われているIPMPが配合されています。

IPMPは広範囲のバイオフィルムに対する殺菌効果が高いと言われていて、親水性のため唾液に触れると歯茎の中まで浸透してくれます。

研磨剤も無配合でフッ素濃度も1450ppmと高濃度です。高濃度フッ素により、歯質の再石灰化を促進し、虫歯の発生・進行を予防します。

SP-Tジェルに含まれている抗炎症成分のトラネキサム酸が歯茎の炎症や出血を抑え歯肉炎や歯周病の発症を予防すると言われています。

SP-Tジェルは泡立たないので口の中がアワアワにならずに長くハミガキが出来ます。

歯医者さんで歯周病と言われてしまった方、ご家族の中に歯周病の方がいる人は今のうちに予防として使用するのがオススメです!

むし歯の予防作用もあるため、歯周病と虫歯の両方のリスク因子が高い方はSP-Tジェルがおすすめです。

そしてそして最近話題になっている

【B +(ビープラス)】!!

私も患者さんからお話を聞いたのですが、SNS等で人気になりネットだと売り切れているところが多いそうです!!

化石サンゴを原料としたコーラルアパタイト(歯や骨の主成分)で歯の着色を吸着して効率よく除去し歯にダメージを与えることも無くホワイトニング効果もあり、歯から溶け出したミネラルを補給し再石灰化を促す作用があるそうです。

タマネギ根エキスは虫歯菌の抗菌効果もあるそうです!!

天然原料だけで作られているため毎日使っても安心ですね⭐

ちなみに歯を守る歯科ではまだ在庫のご用意あります(=´∀`)人(´∀`=)

着色がすぐ付いてしまってお家で予防したい方はこちら⇩

【アパガードリナメルホームケアペースト】

は歯科医院専売品のため歯医者さんでした手に入れることができません

歯表面のミクロの傷を埋めてなめらかにし、プラーク(歯垢)や着色汚れを付きにくくし、エナメル質から溶け出したミネラルを補給し再石灰化します。

着色汚れを浮かせてやさしく落とす成分と歯石の沈着を防ぐ成分も配合されており、歯本来の白さとツヤを取り戻すと言われています⭐

最後にご紹介するのはこちら⇩

【メルサージュホワイトニングケア】

こちらの歯磨き粉も着色汚れを落としたい方にオススメです!

歯磨き粉に含まれている成分がステイン(着色汚れ)を浮かせ溶解除去し、高清掃シリカ〈清掃剤〉とブラッシングの効果により優しく汚れを除去します。

そしてこの歯磨き粉のすごいところは着色を落とすだけで無く、1450ppmと高濃度のフッ素が入っており虫歯の予防をしてくれて、歯磨き粉の成分の硝酸カリウムが知覚過敏の症状の予防をしてくれます。

歯周炎に効果があると言われているIPMPがバイオフィルムに浸透殺菌し、口臭の原因を除去してくれます。

なので、虫歯予防、歯周病予防、ホワイトニングを一本で!!と思われている方にはこちらがオススメです☆

自分がどんな歯磨き粉を使ったらいいかと悩まれている方とても多いと思います。

実際診療中でも患者さんに「私に合う歯磨き粉はどれ?」と聞かれることも多いです。

そうですよね、わからないですよね。私も歯科衛生士でなかったら絶対に自分に合う歯磨き粉なんてわからないと思います。

まずは歯科医院でしっかり虫歯のチェック、歯周病の検査をすることで今自分の口の中にはどんな成分が必要なのかがみえてくると思います。

歯科医師や歯科衛生士に聞くのが1番手っ取り早いかもしれませんね

歯磨き粉によってはサンプルのご用意がありますので試しに使ってみたいなって方はお気軽にお申し付けください!!

わからないことや聞きたいこともスタッフに聞いていただければ嬉しいです!

歯を守る歯科で私たちと一緒に自分に合う歯磨き粉を見つけて自分の歯を一生守りませんか??