総合的なアプローチで再発
を防止する顎関節症治療
顎関節症は、ただの顎の問題ではありません。
それは頭痛、耳鳴り、顎や顔の痛みなど、多くの症状と関連しています。
当院では、IPSG技術に基づく顎関節の受動整復術を中心に、マイオモニターとCTによる高度な顎関節診断、スプリント療法、そしてカイロプラクティックを組み合わせた治療を提供しています。
この総合的なアプローチにより、骨から軟組織までのトータルケアが可能です。さらに、矯正治療やかぶせ物治療を併用することで、顎関節症の再発防止を目指します。
顎関節症がもたらすさまざまな不快な症状から解放され、より快適な日常生活を取り戻しましょう。
当院では、患者様一人ひとりの状態に合わせた個別の治療プランをご提案します。
顎関節症とは
顎関節症は、顎関節やその周囲の筋肉、軟組織に問題が生じることで引き起こされる疾患です。
顎関節は口を開ける、閉じる、噛む、話すといった基本的な動作に関与しており、その機能が低下すると日常生活に多大な影響を及ぼします。
症状は多岐にわたりますが、代表的なものとしては顎の痛み、口が十分に開かない、顎がカクカクする、耳に痛みを感じる、咀嚼時に音がする(クリック音やグラインド音)、顎が疲れやすい、頭痛や首の痛みがあるなどが挙げられます。
この疾患は、ストレス、歯の噛み合わせの問題、外傷、長時間の口を開ける作業(例:歯科治療)、矯正治療など多くの要因によって引き起こされることがあります。
特に、現代社会ではPC作業やスマホの使用による姿勢の悪化が、顎関節症の一因ともされています。
顎関節症は、早期の診断と適切な治療が必要です。
未治療のまま放置すると、顎関節の損傷が進行し、症状が悪化する可能性があります。
当院の診断技術
当院では、顎関節症の診断に最先端の技術を活用しています。
具体的には、マイオモニター、そしてCTを併用しています。
マイオモニターは、顎周囲の筋肉の活動をリアルタイムで測定する装置です。
筋肉の緊張や疲労度を正確に評価し、治療の方針を決定する際に非常に有用です。CTを使用することで、顎関節の骨格構造や軟組織を三次元的に詳細に観察することができます。
これにより、顎関節の状態をより深く理解し、最適な治療プランを設計することが可能になります。
これらの診断技術を組み合わせることで、顎関節症の原因を多角的に分析し、それぞれの患者様に最適な治療を提供します。
症状や状態によっては、矯正治療やかぶせ物治療も併用して、最終的には再発防止を目指します。
当院では、これらの先進技術を駆使して、患者様一人ひとりに合わせた最高水準のケアを提供しています。
-
IPSGによる技術をつかった受動整復術
当院では、顎関節症の治療においてIPSGによる受動整復術を採用しています。
受動整復術とは、顎関節の可動域を自然な状態に戻す治療法です。
従来の顎関節症の治療では、顎関節自体に直接手を加える手術が多く行われていましたが、受動整復術は非侵襲的でありながら高い効果を発揮します。
この方法によって、顎関節の不調和が改善され、痛みや動きの制限が減少します。 -
スプリント療法
スプリント療法は、顎関節症の治療でよく用いられる手法の一つです。
スプリント療法では、特製のプラスチック製の装置(スプリント)を口腔内に装着し、顎関節の位置を調整または安定化します。
スプリントは、顎関節にかかる負荷を減らすだけでなく、噛み合わせを修正することも可能です。
この治療は非侵襲的であり、患者様が日常生活を送る中で装着できるため、生活の質に大きな影響を与えることはありません。
スプリントは、顎関節の状態や患者様の症状に応じてカスタマイズされます。
一般的には数週間から数ヶ月にわたって装着し、定期的なフォローアップが必要です。 -
カイロプラクティック
カイロプラクティックは、筋肉や関節、そして軟組織に対する手技療法です。
顎関節症においては、顎関節周囲の筋肉や靭帯に対するアプローチが重要となります。この治療法は、顎関節だけでなく首や肩、背中など全身の筋肉バランスを整えることにも効果があります。
特に、顎関節症はしばしば他の部位の筋肉や関節にも影響を与えるため、全身的なアプローチが求められます。カイロプラクティックは、痛みの軽減、可動域の改善、筋肉のリラクゼーションなど多岐にわたる効果が報告されています。
当院では、カイロプラクティックをスプリント療法や他の治療法と組み合わせることで、顎関節症の総合的な改善を目指します。
矯正治療と顎関節症
顎関節症はしばしば歯並びや噛み合わせの問題と密接に関連しています。
そのため、矯正治療は顎関節症の再発防止に非常に重要な役割を果たすことがあります。
矯正治療を行うことで、顎関節にかかるストレスや負担が減少し、症状の改善や再発の予防が期待できます。
当院では、顎関節症の治療が一段落ついた後に、矯正治療を提案する場合があります。
これは、症状の改善を長期にわたって維持するための戦略です。
我慢できるうちに治療を
行って、快適な生活を
手に入れませんか
顎関節症は、多くの人々が日常生活で感じる痛みや不快感の原因となることがあります。しかし、先進的な診断手法と総合的な治療アプローチにより、その症状は確実に改善されます。
当院では、IPSG技術、マイオモニター、CTスキャンを用いた精密な診断から、スプリント療法、カイロプラクティック、そして矯正治療に至るまで、一人ひとりの患者様に合わせた最良の治療を提供しています。
痛みや違和感はもちろん、顎関節症がもたらす全身への影響にも注目し、治療を行っています。
顎関節症による症状が改善されると、食事や話すこと、さらには日常生活そのものが快適になるでしょう。
最終的には、顎関節症の治療はただ症状を和らげるだけでなく、生活の質を向上させる重要なステップです。
当院での治療を通じて、より健康的な日々を送る第一歩を踏み出しましょう。