「一生付き合える歯科医院」には、どのような条件があるのか

「一生付き合える歯科医院」には、どのような条件があるのか


みなさんこんにちは!

歯を守る歯科西新宿五丁目の歯科衛生士の園川です♩

今年は肌寒くなるのが早いですね。体調不良の方も多いようなので、私も気をつけたいです(>_<)

一生通える歯科医院の条件とは?治すだけではなく、未来の歯を守ってくれる歯科医院を選ぶ。

談笑するスタッフ達

「歯医者さんは痛くなったら行くところ」と思っていませんか?

「歯が痛くなったから歯医者さんに行く」

多くの方にとって、歯科医院はこのようなイメージがあるかもしれません。

むし歯を治療して、痛みがなくなったら通院終了。

しかし、本当に大切なのは「治療が終わった後」なのをご存じでしょうか?

むし歯は一度治療したからといって、二度とできないわけではありません。歯周病も、症状が落ち着いた後に再び進行することがあります。

さらに年齢を重ねると、歯を失うだけでなく、「噛む」「飲み込む」「話す」といったお口の機能も変化していきます。

だからこそ、歯科医院は「悪くなったところを治す場所」から、「これから先も自分の歯で食べ、話し、笑うために一緒に健康を守る場所」へと変わっていくことが大切です。

では、長く安心して通える「一生付き合える歯科医院」には、どのような条件があるのか、書いていきます。

一生通える歯科医院は「治療」だけでなく「予防と継続管理」を大切にする

一生通える歯科医院を選ぶうえで大切なのは、次のようなポイントです。

① 痛みのある場所だけでなく、お口全体を診てくれる
② 治療だけでなく、むし歯・歯周病の予防を大切にしている
③ 治療後のメインテナンスを継続してくれる
④ 年齢や生活環境に合わせて治療・予防を考えてくれる
⑤ 患者さんに分かりやすく説明し、一緒に治療方針を考えてくれる
⑥ 必要に応じて専門医や他の医療機関とも連携できる

つまり、「今ある問題を治す」だけではなく、10年後、20年後、さらにその先のお口の健康まで考えてくれることが重要なのです。

日本歯科医師会も、かかりつけ歯科医について「乳幼児期から高齢期まで」の継続的な管理や重症化予防を担う存在と位置づけています。

「いつでも相談できる歯科医院」を持つことは、生涯にわたるお口の健康を守るうえで大きな意味があります。

食事をする様子

「治療して終わり」ではいけないのでしょうか?

むし歯や歯周病は「治して終わり」ではありません

歯科治療では、悪くなった歯を削ったり、詰め物や被せ物をしたり、歯周病の治療を行ったりします。

しかし、治療によって問題が解決しても、むし歯や歯周病の原因となる生活習慣やプラークが残っていれば、再び問題が起こる可能性があります。

特に歯周病は、症状が落ち着いた後も継続的な管理が重要です。

厚生労働省が公開している「歯周治療のガイドライン2022」でも、口腔内の環境は時間とともに変化し、歯周病が再発・重症化する可能性があるため、プラークコントロールを中心とした継続的な管理が重要とされています。

だからこそ、一度治療して終わるのではなく、定期的にお口の状態を確認し、問題が小さいうちに対応することが大切なのです。

「痛くないから大丈夫」ではありません

歯科の病気には、自覚症状が出にくいものがあります。

代表的なのが歯周病です。

「痛くないから歯周病ではない」

とは限りません。

気づかないうちに歯ぐきの炎症が進み、歯を支える骨に影響することもあります。

そのため、定期的な検査によって、

  • 歯ぐきの状態
  • 歯周ポケット
  • 出血の有無
  • プラークの付着状態
  • むし歯の有無
  • 詰め物や被せ物の状態
  • 噛み合わせ

などを確認することが重要です。

日本歯科医師会も、定期的な歯科健診では、むし歯や歯ぐきのチェック、ブラッシング指導、歯垢の確認・除去などを行うことを紹介しています。

「メインテナンス」を続けられることが重要

一生自分の歯を守るためには、治療後のメインテナンスが欠かせません。

日本臨床歯周病学会では、メインテナンスを、歯周病の再発を防ぎ健康な状態を維持していくための定期的な治療と説明しています。

毎日の歯磨きはもちろん大切ですが、自分だけでは確認しにくい部分や、取り除きにくいプラークもあります。

そこで歯を守る歯科では、専門的なクリーニングやブラッシング指導などを行い、ご自宅でのケアと歯科医院でのケアを組み合わせて、お口の健康を維持していきます。

年齢によって「守るべきお口の健康」は変わります

子どもの頃は、むし歯予防や歯並び、正しい口腔習慣。

成人では、むし歯や歯周病、噛み合わせ、生活習慣。

中高年では、歯周病や歯の喪失、詰め物・被せ物、入れ歯などの管理。

さらに高齢になると、「噛む」「飲み込む」「話す」といった口腔機能を維持することも重要になります。

つまり、歯科医院に求められる役割は、年齢とともに変化していくのです。

だからこそ、長く通える歯科医院を選ぶ際には、その時だけではなく、将来のお口の変化まで考えてくれるかという視点が大切です。

歯を守る歯科が目指す「一生通える歯科医院」

当院では、「痛くなったら治療する」だけの歯科医院ではなく、患者さんのお口の健康を長期的にサポートできる歯科医院を目指しています。

① お口全体を診る

お口全体を診る痛みのある歯だけを見るのではなく、むし歯、歯周病、噛み合わせ、歯磨きの状態など、お口全体を確認します。

② 予防を大切にする

治療を繰り返さなくてもよいように、患者さん一人ひとりのお口の状態に合わせたセルフケアや定期的なメインテナンスをご提案します。

③ 分かりやすい説明をする

「何のための治療なのか」「今のお口はどのような状態なのか」「これから何をすればよいのか」を、できるだけ分かりやすくお伝えします。
分からないことや不安なことは、遠慮なくご相談ください。

④ 将来を見据えた治療を考える

「今、この歯をどう治すか」だけではなく、「この歯をどうすれば長く使えるか」という視点を大切にします。
歯を削る、抜く、詰めるだけではなく、できるだけご自身の歯を長く維持できる方法を一緒に考えます。

⑤ お口の機能もチェックする

年齢を重ねるにつれて、「歯があるか」だけではなく、「しっかり噛めるか」という視点も重要になります。
当院では、必要に応じてグルコセンサーを用いた咀嚼能力の測定も行っています。

●グルコセンサーとは

グルコセンサーは、専用のグミゼリーを噛んでいただき、その後のグルコース溶出量を測定することで、咀嚼能力を数値化する検査です。

「最近、硬いものが食べにくくなった」
「以前より噛む力が落ちた気がする」
「自分の咀嚼能力を知りたい」

という方にとって、お口の機能を客観的に確認する一つの方法になります。

歯を守ることだけではなく、「一生、自分の口で食べる」ことを支える。

それも、これからの歯科医院に求められる大切な役割だと考えています。

まとめ「一生通える歯科医院」を見つけることは、未来の自分への投資です

歯科医院選びで大切なのは、「家から近い」「予約が取りやすい」といった条件だけではありません。

もちろん通いやすさも大切ですが、

「治療だけでなく予防もしてくれるか」
「治療後も継続して管理してくれるか」
「年齢や生活の変化に合わせて対応してくれるか」
「何でも相談できるか」

という視点も大切です。

日本歯科医師会も、かかりつけ歯科医を、生涯にわたって口腔機能の維持・向上を目指し、継続的な治療や管理を行う存在としています。

歯は、毎日の食事、会話、笑顔を支える大切な身体の一部です。

だからこそ、「痛くなったときだけ行く場所」ではなく、人生の長い期間を一緒に歩んでくれる歯科医院を見つけてみませんか?

「今は特に困っていない」という方も、まずは一度、お口の状態を確認してみましょう。

将来も自分の歯で食事を楽しみ、笑顔で毎日を過ごすために。

歯を守る歯科では、患者さんの「これからのお口の健康」まで、一緒に考えていきます。

ぜひご来院お待ちしております。

食事風景