銀歯は体に悪い?本当のリスクと安心して治療を選ぶためのポイント

銀歯は体に悪い?本当のリスクと安心して治療を選ぶためのポイント


みなさんこんにちは!

歯を守る歯科西新宿五丁目の歯科衛生士の園川です^^

最近は台風や地震のニュースが多く、心配ですね(;;)

万が一に備えて過ごしたいものです(; ´‐`)

さて、今回は銀歯は体に悪い?本当のリスクと安心して治療を選ぶためのポイント☆について書いていきます!

治療の様子

「銀歯は体に悪いって聞いたけど本当?」
「昔入れた銀歯を白い歯に替えたほうがいいの?」
「インターネットを見ると『銀歯は危険』という情報があって不安…」

このような疑問を持って来院される患者さんは少なくありません。

最近ではSNSや動画サイトなどで

「銀歯は全身の病気の原因になる」
「すぐに全部外したほうがいい」

といった情報を目にする機会も増えています。

しかし、その中には科学的な根拠が十分ではないものも含まれています。

大切なのは、「銀歯は絶対に危険」「銀歯は全く問題ない」と極端に考えるのではなく、現在分かっている医学的な知見をもとに正しく判断することです。

今回は、銀歯が体へ与える影響や注意すべきケース、そして現在選べる治療法について、分かりやすく解説します。

結論からお伝えすると、銀歯そのものが健康な人に重大な悪影響を及ぼすという明確な科学的根拠はありません。

一方で、

  • 金属アレルギーを持っている方
  • 長期間使用し腐食が進んでいる銀歯
  • 歯と銀歯の隙間から虫歯が再発しているケース

では、銀歯を交換した方がよい場合があります。

つまり、「銀歯だから悪い」のではなく、お口の状態や体質によって判断することが重要なのです。

日本で使われる「銀歯」の正体

一般的に「銀歯」と呼ばれるものは、歯科鋳造用12%金銀パラジウム合金という保険診療で広く使用されている金属です。

名前に「銀」とありますが、実際には

  • パラジウム
  • その他微量金属

などを混ぜた合金です。

この材料は、国の品質基準(JIS)に適合したものが使用されており、品質管理も行われています。

治療の様子②

銀歯で問題になること

① 金属アレルギー

もっとも知られているリスクが金属アレルギーです。

お口の中では、唾液によって金属が少しずつイオン化して溶け出すことがあります。

その金属イオンが体質によってはアレルギー反応を引き起こすことがあります。

症状は

  • 手足の湿疹
  • 掌蹠膿疱症
  • 口内炎
  • 舌の違和感
  • 皮膚炎

など様々です。

ただし、銀歯が入っている人全員に起こるわけではありません。

金属アレルギーは体質が関係するため、多くの方は問題なく使用しています。

② 腐食

金属は長年使用すると、少しずつ腐食します。

腐食すると

  • 表面が劣化する
  • 金属イオンが溶け出す
  • 適合が悪くなる

ことがあります。

そのため10年、20年使用している銀歯は一度状態を確認することをおすすめします。

③ 虫歯の再発

実は歯科医師が一番気にしているのは銀歯そのものよりも、その下の虫歯です。

銀歯は長年使うと

  • 接着剤が劣化
  • 金属がわずかに変形
  • 歯との境目に隙間

ができることがあります。

その隙間から細菌が侵入すると、銀歯の中で虫歯が進行してしまいます。

外からは見えないため、痛くなった頃には大きな虫歯になっていることも珍しくありません。

「銀歯は全身の病気になる」は本当?

インターネットでは

「銀歯が認知症になる」
「自己免疫疾患になる」
「全身の病気の原因」

という情報を見かけることがあります。

しかし、現在のところ、健康な人において銀歯がこれらの病気を引き起こすと証明した信頼性の高い医学的根拠はありません。

一方で、金属アレルギーが疑われる患者さんでは、歯科用金属が症状に関係することがあるため、皮膚科でパッチテストを受けることがあります。

つまり、「すべての人に危険」ではなく、「一部の体質の方では注意が必要」という理解が正しいと言えるでしょう。

白い歯なら安心?

最近は

  • CAD/CAM冠
  • セラミック
  • ジルコニア

など金属を使用しない治療も増えています。

金属を使用しないことで

  • 金属アレルギーの心配が少ない
  • 見た目が自然
  • 歯ぐきの黒ずみが起こりにくい

というメリットがあります。

ただし、白い材料にも

  • 強度
  • 適応部位
  • 保険適用の条件

などがあります。

患者さんごとに最適な材料は異なるため、十分な説明を受けて選択することが大切です。

銀歯が入っているからといって、慌ててすべて交換する必要はありません。

まずは現在の状態を確認することが大切です。

歯を守る歯科では、

  • 銀歯の適合状態の確認
  • レントゲンによる虫歯チェック
  • 金属アレルギーが疑われる場合のご相談
  • 保険・自費それぞれの治療法のご説明
  • セラミックやCAD/CAM冠などの選択肢のご提案

を行っています。

「この銀歯はまだ使える?」
「白い歯に替えたほうがいい?」
「金属アレルギーが心配」

そんな疑問がありましたら、お気軽にご相談ください。

歯を守る歯科では、患者さん一人ひとりのお口の状態やライフスタイルに合わせて、無理に治療を勧めるのではなく、納得いただける治療方法をご提案いたします。

ご来院いただき、お口の状態を確認していきましょう!

心よりお待ちしておりますm(_ _)m

医院に飾られたあじさい